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先日、丹後きものまつりに出かけた際目についたのは、EVA素材の草履が多かった
です。最近の流行りで、丈夫で履きやすく、足にフィットして歩きやすくお手入れ
いらずって特徴があります。しかしフォーマルとなると従来のコルク草履が主流で、
履いた後のお手入れが重要となります。
ちなみにこちらがEVA素材の草履です。
こちらが普通のコルク芯のぞうりです。鼻緒が調節できるように切り込みが入って
ます。ここから雨の日は、水分が浸み込み大変なことになります。
そこで、本日は草履のお取り扱いについてご案内します。
草履は、身体全体を支えてくれる大切な履き物です、履いた後のお手入れはとても大
切です。草履もきものと同じに湿気が大敵です。
草履でお出掛けの時には、水に濡らさないように注意してください。
水濡れは草履の底などの接着面の剥がれの原因となります。
なお、底が濡れた草履は、滑りやすくなりますので気をつけて歩いて下さい。
・使用後は草履のつま先を上にして立てかけて、陰干しで充分乾かして下さい。
雨の日のご使用でなくとも、草履に湿気を含む事がありますので、天候に関係なく陰干しはして下さい。
先日の丹後きものまつりで履いた雪駄です。3日間ぐらい陰干します。
・その後、革の草履は軽くほこりや汚れを落とし、少量のクリームを塗り、乾いた柔らかい布で拭いてください。
・佐賀錦など布地の草履は表面を軽くたたき、ほこりを浮かせてから柔らかいブラシで払ってください。
草履は踵(かかと)のゴムが一番早く減ります。履いた後には減り具合をチャックして下さい。
草履の底が減ったり、踵のゴムが減ったり、踵のゴムを止めて有る鋲の頭っがすり減って入るようでしたら、呉服専門店にご相談下さい。
ちりめん屋では、すり減った草履の底の交換、踵(かかと)の交換もお受けしております。
このような感じで、意外に草履のメンテが草履を長く履く秘訣となります。
草履のお困りごとも地域密着きもの専門店のちりめん屋にお任せくださいませ。
ちりめん屋商品部