母の振袖【ママ振り】リメイク＆コーディネート術 | ちりめん屋　京都・丹後の着物レンタル・販売

皆様こんにちは☆

ちりめん屋豊岡店です。

お正月の暴飲暴食のせいか、胃がキリキリと痛みます・・・

本日は、今流行の「ママ振り」について！！

お母さんが成人式のときに来ていた大切な振袖。何十年も前の振袖ですが、小物や帯を現代的にコーディネートすれば、古い振袖とは思えないぐらいにおしゃれな着こなしが可能です！お母さんの振袖を着れば、家族の絆も深まります☆

お祖母ちゃんやお母さんが着た振袖が、おうちに眠っていませんか？

以前は、お祖母ちゃんやお母さんが着た着物を娘さんが着ることは、それほど珍しいことではありませんでしたが、近ごろは成人式や、結婚式のお呼ばれしたときに着る振袖は、ほとんどの方がレンタル着物を利用するようになっています。でも、レンタルとはいえ、レンタル料金が１０万円以上かかることもしばしば。１日しか着ないのに、このレンタル料金はちょっと・・・そこで、最近人気を集めているのが、お祖母ちゃん、お母さんが着た振袖をアレンジして着る、というもの。それを「ママ振袖」と呼びます。

なぜ、「ママ振袖」を着る人が増えているの？

理由①古典柄の振袖が人気だから

古典柄の振袖とは、菊や牡丹、花車、扇など伝統的な模様があしらわれた振袖のことです。最近、こうした伝統的な柄の振袖に人気が出てきています！

理由②「ママ振袖」は上質だから

現在成人式を迎えるお嬢さんたちを持つお母さんたちが成人式で振袖を着たのは、二十数年～三十数年前のことです。ちょうど高度経済成長期の真っただ中で、日本経済も豊かでした。その頃は、数百万円もする振袖がよく売れていたといいます。お母さんが大切に保存してきた振袖も、きっと上質なものだと思います。

ママとお嬢様の身長が異なる場合

お母さんと自分の身長がかなり違う場合は、仕立て直しが必要となります。仕立て直しとなると、数か月かかる場合もありますので、早めにサイズ確認をしておきましょう。ちりめん屋豊岡店に着物を持ち込んで、着る本人も一緒にご来店いただければ、その場で採寸させていただきます。

「ママ振袖」に汚れやシミがないかチェック！

「ママ振袖」は、一度きちんと広げて、全体の状態をチェックしておきましょう。シミなどがある場合は、シミ抜きのクリーニングに出します。何十年もしまいっぱなしにしていたのであれば、シミや汚れがある無しに関わらず、一度クリーニングに出すことをおすすめします。

ママ振袖は、小物でアレンジ

「ママ振袖」は、小物などそのままお母さんが使ったものを使用してしまうと、古臭い印象に見えてしまう可能性があります。そこで、帯や小物を今時のものにして、コーディネートをアレンジすると、新鮮でおしゃれに見えますよ。

＊半襟・重ね襟

振袖では、襟元の印象を変えるだけで、かなり全体の印象が違って見えます。

＊帯揚げ

着こなしのアクセントに、かわいい帯揚げを選びましょう！

＊帯締め

帯締めも今どき風のものを選びましょう！パールやビーズの入ったものが、可愛いですよね♡

＊帯飾り

帯のコーディネートのアクセントになります！帯の上部に差し込むだけで、モダンな雰囲気を演出してくれます。帯揚げは、帯と同系色のものを選ぶか、逆に反対色を選ぶのが基本です。あえてお母さんが使っていたのとは、違う色の帯揚げを選ぶと新鮮かもしれませんね♪

～家族の絆を大切に～

お祖母ちゃんやお母さんが着た着物で、お祝いの席に出席することは、単にお金の節約、ということだけではなく、その家族の歴史をつないでいく、という意味もあります。親子三代で、同じ着物を中心に、小物や髪飾りを選ぶとしたら、それはこの上なく幸せなことではないでしょうか。そしてまた、この上ない親孝行になるのではないかと思います。

ちりめん屋豊岡店では振袖クリーニング＆リメイクの無料点検・コーディネイトを承っております。

どうぞ、お気軽にご来店下さいませ。

また、ご来店の際は簡単便利な「来店予約」をご利用下さい。